塩山探検ルポ>>タタミワールド

タタミワールドルポ その1
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     塩山発、畳文化の見直しを世に問う、老舗で新しい畳屋さんに密着。
 日本人でも知らないことだらけの畳の知識と業界事情を赤裸々に語ってもらおう! 
   
     
    ▼畳の基礎知識    

中村浩二さん

   塩山市三日市場にある『株式会社タタミワールド』。ここは、知る人ぞ知る、インターネットを駆使して情報発信し続ける異色の畳屋さんである。
 今までは中村畳工業所として3代続き、中村由雄さん(71)と中村由文(63)さんの兄弟で営んできた。後継者不足だったが、そこへ由雄さんの次男、浩二さん(34)が2000年に 東京から帰郷し、工場の一角にタタミワールドのオフィスを設立。工場見学などを通して「畳の本当の良さ」を多くの人たちに伝えている。

 普段、当たり前のように踏んでいる畳。しかし、これほど日本人が正しく説明できない日本独特のものは珍しい。 『灯台下暗し』とは、このことである。

 例えば、ごく普通の和室。4畳半、6畳、8畳、10畳と聞けば、誰でも広さは思い浮かべることはできる。
 では、外国人に紙と筆記用具を手渡され、こんな質問をされたら、あなたは答えられるだろうか。
 「タタミは敷き方が決まっていると聞きマシタ。10ジョウの和室は、どんなタタミのレイアウトになっているのデスカ?」
 さあ、紙に描いてみよう。

 正解は、次のページ内に画像で掲載している。

 

 

中村由雄さん

         

 

 

つづく

 

 

       

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